d_036269 Dear my Sweet Devil
    
    
    
      大丈夫。
絶対。
大丈夫だから。
 
いつものように朝起きて、いつものように学校に行き、いつものように彼女とお気に入りの場所に来ていた。
 
『何かね。
私、悪魔らしいんだ』 
彼女はそう言って、既に自らの運命を知り始めていた。
 
あるはずのないもの、今だから気づけたこと、すぐそばに在るもの、本当に守りたかったもの――。
 
気づけば、僕は気づいていないことだらけだった。
 
僕たちは、ごく普通の毎日を送るはずだった。
 
この先に残された儚き虚像は、君がくれた夢、そして優しい嘘――。
 
御伽話も悪魔の翼もない世界で
       もっど見せる
     
    
      
      
      
      
        情報
        
          - 
            
品番
            d_036269
           
          - 
            
ページ数
            
           
          - 
            
発売日
            2011/05/15