d_047465 恋妻くずし
愛されて育ってきて愛されて夫婦になって。
きっと私はしあわせな子どものままだった。
――それがいけなかったんです。
膝にあたる冷たい床の感触と、
手に持ったものの熱い弾力。
耐え切れずに私が顔を背けようとすると、
彼はニヤニヤと笑いながら私の頭を押さえつけた。
ついこの間までは夫以外の男の人の感触なんて知らなかったのに。
数日で慣れてしまった、手のなかのそれがぐっと大きく膨らんだ気配に備え、
私は命令通りに舌をつきだしていた――。
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情報
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品番
d_047465
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ページ数
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発売日
2012/04/25