d_132010 毎週、土曜の夜に。〜借金のカタに奴のオモチャにされる愛妻〜

事業の失敗で多額の借金を抱え込み、おれたち夫婦はそろって窮地に追い込まれていた。

そんなときに融資を申し出たのが、取引先の社長、沖田老人。

救いの神。
奴は正真正銘、おれたち夫婦の命の恩人になった。
しかも返済は無用だという…。

だがその見返りに奴が求めたこと…
それはおれの愛妻・陽子を一年間、週に一度の頻度で奴の邸宅に通わせることだった。

「一年我慢すれば全部元通りになるんだよ。
私は大丈夫だから…」
当然おれは抵抗したが、覚悟を決めた妻は静かにそう言った。

土曜の夜九時から翌日の朝九時まで…妻
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