d_171902 霧の声、壁を越え。

貴方が目覚めるとそこは、四方を壁に囲まれた空間だった。

窓も扉もない。
そして、自分の記憶すらも。

そんな途方もない状況に差した唯一の光。

それは、壁の向こう側から聞こえてくる儚げで可憐な声だった。

「何も覚えていないのです」
貴方と同じ境遇に立たされた彼女は、ただひとつ思い出した自らの名の一部、霧を名乗った。

不思議な不思議な……愛のひととき。

この無限とも思える奇妙な時間の中で、貴方は霧と共に何を思うのか。

そしてこの世界の正体と真実は……。

1.霧の声……11:08
2.霧の恋……
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  • 品番

    d_171902
  • ページ数

    4本 (約42分)+α
  • 発売日

    2020/02/06

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