d_172738 親の雇った家庭教師が俺を咥えこんで離さない…… 下巻

ある日、大山コータは父に都会の高級マンションの鍵を渡された。

「今日からは実家を出て、私の所有するマンションで暮らしなさい。
お前も独り暮らしのほうが何かと気安いだろう」
著名な作曲家である父は反抗的なコータに仕事を邪魔されることを嫌がっていたのだ。

孤独ながらも、飽きるほどぜいたくと怠惰に耽ることのできる生活が始まった。

数日後、コータの部屋に、文鳥のカゴを提げたマユミという女性が現れた。
マユミは両親から住み込みでコータの勉強を見るよう雇われた家庭教師だと言った。
コータは、世話焼きのマユミを早く
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