d_178603 春衡伯爵家の事情 伍(5)

明治44年、花咲月の頃。

大名家のお姫様である徳子(とくこ)は春衡(はるひら)伯爵家にお嫁入りする。

然(しか)し、
彼女は「忠臣は二君(じくん)に事(つか)えず、貞女は二夫(じふ)に見(まみ)えずと」いうポリシーの下(もと)、
夫で在(あ)る春衡伯爵家当主――芳鷹(よしたか)との
肉体の交わりをお断りした。

その代わりに、自分の身代わりとして
乳兄弟でメイドの濤(なみ)を芳鷹に捧げたのだった。

明治時代の華族、春衡伯爵家。

一族の
淫靡な姿を描き出す
官能浪漫譚
――第五弾は「身
もっど見せる

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