d_212312 お母さんしかいない星

【ストーリー】
「恭太。
毎晩星に向かって、一体何をお祈りしているの?」
ベランダで祈る息子、恭太(きょうた)に、声をかける母、百合花(ゆりか)。

その時、突如空に謎の発光体が現れ、二人はその光に気を失ってしまった。

気が付くと、そこはドアのない一室。
窓の外には暗い宇宙が広がっている。

動揺する親子の前に、再度あの光が出現し、状況を説明するのであった。

「恭太くん。
私は君の願いを叶えるために、君たち親子をここへ連れてきた。

ここで、存分にその願いを叶えてもらいたい」
願いが叶えば君たちを地球に帰
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