d_257880 全てを放り投げてたどり着いた湖(みずうみ) 幼馴染がそこにいて・・・・・
ゾンビのような顔をして通勤列車の中、サラリーマンOLたちは眉間にしわを寄せスマホを触っている。
皆仕事で疲れ果てている。
それは俺も同様である。
窓の外を、キリンのように首を持ち上げて伸ばし見つめながら、こんな人生は嫌だと嘆く俺。
早めに手を打たないとこのままではどんどん・・・・・。
俺は全てを放り投げてしまうことにした。
夜8時半。
帰宅後すぐバッグを床の上に落とし、そのまま財布だけを持って家を出た。
こんなことをするのなんて俺だけではないかなどと過(よぎ)ったりもした。
ゆくあてはな
もっど見せる
情報
-
品番
d_257880
-
ページ数
14
-
発売日
2023/01/13