d_298171 一歩先は超高速の後退エスカレーター

その施設は 透明水色ガラスが
弧の字を描いて屋根についている。

飛行場に似た空間である。

人々は肩の荷を下ろすために
どういうわけか遠くからそこへ来るのだが
小説。

約200字。

9ページ。
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