d_500398 古参オタが推しを救った結果w

地下鉄の改札を出たところで、今日も彼女は視線を感じた。
長いことアイドル活動を続けていると、ファンの熱意はありがたいが、それが過剰になると少し困ることもある。

そんな視線の持ち主――50代半ばと思われる男性が、また彼女を追うようについてきた。
小太りで髪は薄く、少し猫背のその姿。
名前は「山村」と名乗っていた。

「杏奈ちゃん、今日もステージ良かったよ」
声をかけてくるその様子は純粋で無害そうに見える。
しかし、杏奈は心の中でため息をつく。

「ありがとうございます。
でも、あまり遅くまで私のことを追いか
もっど見せる

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