d_549573 ノーブラがバレた末路〜秘めたる欲望が開放されるとき〜

「…やっぱり、ノーブラだったんだ。」
そう言われた瞬間、心臓が跳ねた。

見透かされてしまった。

わざと選んだ薄手の服、何もつけていない胸の感触。

誰かに気づかれるかもしれないというスリルが、私を高ぶらせていた。

今日は気温も高く、汗ばむ肌に風が心地よかった。

わざと大きめのシャツを羽織り、ゆるくボタンをかけるだけ。

ブラのラインが浮かぶ心配はない、だって最初から何もつけていないのだから。

すれ違う人の視線が自分の胸元に向けられている気がする。

…気のせいじゃない。

わざと速足で歩くたび、揺れが大きくなるのがわかる。

その感覚に、身体の奥がゾクゾクと熱を帯びていく。

「もしかして、わざと?」
知人の声に、一瞬、息が詰まった。

そんなはずない、と否定するべきなのに、口が動かない。

ただ、ぎこちなく笑うことしかできなかった。

「ほら、隠そうとしてるけど、バレてるよ?」
近づく気配。

ふと腕を掴まれ、耳元で囁かれる。

「ねぇ…そんな格好で外を歩くって、どういう気持ち?」
言葉が出ない。

でも、答えなくてももうわかっている。

それが
「末路」
だということも――。
もっど見せる

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