b161aakct00369 カーテン(単話)

同じ会社の同僚、彼女は●校の頃は友だちだったが、会社では声を掛けたことがない。
なにか暗黙のルールに阻まれれているような気がする。
あの頃、俺と彼女ともう一人の友人は、廃校間近の校舎で、いつも3Pをしていた。
お互いの連絡先も教えぬまま。
教室だけではなく、体育館の壇上でもやってみると、カーテンの向こうに観客がいるような不思議な錯覚に陥った。
そして、俺たちは別れた……はずだった。
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