SMJX-009 小松さん

朝の奇跡
その朝、目を覚ました瞬間、僕は世界が少し違って見えた。
眩しい日差しがカーテンの隙間から差し込み、部屋を柔らかな金色に染めている。
だが、それよりも僕の目を釘付けにしたのは、隣に眠る彼女の姿だった。

普段は完璧なメイクと整った服装で、いつも自信に満ち溢れた彼女。
だけど今、僕の隣で眠る彼女はまるで違う。
すっぴんで、髪の毛も少し乱れたまま。
そんな飾らない彼女が、信じられないくらい可愛かった。

彼女の頬は柔らかそうで、ほんのり赤みが差している。
まつ毛は長く、瞼の上で静かに休んでいる。
何もまとっていない素顔からは、普段の強さよりもずっと繊細で、守りたくなるような雰囲気が漂っていた。

呼吸に合わせてわずかに動く肩。
軽く開いた唇。
そのどれもが愛おしいと思えた。
普段の彼女を魅力的に思っていたけれど、この瞬間の彼女は、言葉にならない特別な存在に感じた。

僕はふと微笑んだ。
これが本当の彼女なんだ、と気づいたからだ。
飾らず、ありのままで、だけど心のどこかで「この姿を僕だけが見ている」という小さな優越感もあった。

「おはよう…まだ眠いの?」
突然彼女が目を開けてそう呟いた。
寝ぼけた声もまた、普段より少し甘く聞こえた。

「うん、もう少し見ていたいだけ。」
思わずそう答える僕に、彼女は不思議そうに首をかしげながら微笑む。
朝日を浴びたその顔が、また一段と輝いて見えた。

「何言ってるの?」彼女は照れくさそうに布団を頭まで引っ張り隠れたけれど、そのしぐささえも愛おしくて、僕はその場から動けなかった。

その日から、僕は朝が来るのを楽しみにするようになった。
すっぴんの彼女に会える、それだけで一日が輝き出すからだ。
もっど見せる

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情報

  • 品番

    SMJX-009
  • 収録時間

    47分
  • 発売日

    2025/02/27

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