d_275356 リョウイチの狂気 いつの間にか原っぱにいた

田舎町をさまよった。

リョウイチは闇の中にいた。

それは真っ暗闇である。

暗闇の先の部分、出口が見えた。

ゴールのことである。

自分の闇の正体は
自分の頭の狂いだと気づいたのである。

闇ではなく狂気だったのである。

小説。

約300字。

7ページ。
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