d_284695 ポケットに携えた材料で頑張る

ないものは無限大。

あるものを使って楽しみ頑張っていくしかない。

晴れた夏の朝。

エアコンをかけても暑いので
嫌になって汗だくになりながら
半ズボンのスポーツウェアのポケットをまさぐってみた。

数週間前に、
小さな橋の向こうにある駄菓子屋で購入したメロンソーダ味の飴玉の包み紙が入っていた。

小説。

約300字。

7ページ。
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