d_520974 忘却街の人殺したち act.12

「――いいか、今更どこにも逃がすと思うな」
誘拐されてしまったシンが目を覚ますと、ゼオが目の前にいた。

「もう家に帰る時間だ」という言葉に、シンは思わずゼオに泣いて縋ってしまう。

一通りシンをあやしつけたゼオは、帰る前にひとつ用事があると言うのだが……。

人殺しの暴君ウサギ「ゼオ」と臆病なキツネの青年「シン」を主人公にしたシリーズ、「忘却街の人殺したち」第12弾。

表紙2P+本文32P。
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